【野田市】清水・北部保育所は2027年4月に公私連携型へ|在園児の継続、市の関与と園舎建替えの条件

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野田市の清水保育所と北部保育所が、2027年4月1日から公私連携型保育所へ移行します。2026年9月定例会で、市立保育所の設置・管理条例から両保育所を削除する改正と、土地・建物を運営法人へ減額して貸し付ける議案が可決されました。

市の議案概要は、現在の指定管理者が公私連携保育法人として引き続き保育所を運営する内容です。「市立保育所の廃止」という言葉だけで、施設を閉鎖して子どもの保育がなくなると捉えるのは適切ではありません。在園児の利用継続、市の関与、将来の園舎建替えについて、公式資料の条件を確認します。

条例改正は2027年4月1日施行。両施設の運営を継続

9月定例会の議案第4号は、公私連携型保育所への移行に伴い、市立清水保育所・市立北部保育所を条例の設置施設から削除するものです。原本の附則では施行日を2027年4月1日と定めています。9月28日公表の議会審議結果は「可決・賛成多数」としています。

議案第7号が清水保育所、第8号が北部保育所の土地・建物の減額貸付けで、こちらも賛成多数で可決されています。貸付先は清水が株式会社こどもの森、北部が株式会社コビーアンドアソシエイツです。市は現指定管理者が継続して保育所に使うための貸付けと説明しています。

施設 所在地 移行後の運営法人 資料上の利用定員
清水保育所 野田市清水881番地 株式会社こどもの森 130人
北部保育所 野田市谷津682番地の2 株式会社コビーアンドアソシエイツ 120人

定員は運営仕様書に掲載された2025年4月1日時点の利用定員です。どちらも0〜5歳児の区分があり、建替え時には市と協議して、保育需要に応じた年齢構成・定員を設定する条件です。上記人数が空き人数や新規募集人数を示すわけではありません。

公私連携では市と法人が運営条件を協定で定める

募集要項による運営期間は、2027年4月1日〜2057年3月31日の30年間です。法人が保育を運営し、市との協定で保育の基本事項、施設の貸付け・譲渡などの協力、期間、協定違反時の措置などを定めます。

両施設の運営仕様書には、市が運営状況の報告や文書提出を求め、必要に応じて施設に入り実地指導できることが示されています。移行により市が保育行政から関与しなくなる仕組みではなく、法人の運営と市の指導・協議を組み合わせる条件となっています。

仕様書は、公私連携型への移行後、市と法人が協議すれば公私連携幼保連携型認定こども園へ移行することも可能としています。ただし、可能性を認める条件であり、2027年4月に認定こども園になると決定した資料ではありません。

在園児は移行。利用決定は野田市が行う

運営仕様書では、現在入所している児童は公私連携型保育所へ移行するものとしています。また、保育所の利用決定は野田市が行う条件です。法人が運営することになるからといって、保護者が法人へ直接申し込めば入所できると判断しないようにしましょう。

保育所やクラスの名称は、市、在園児の保護者、法人が協議して決めます。現在行っている行事は現在の行事を基本とする条件です。一方、個々の職員の配置が全員同じままになることや、すべての運営内容が将来も変わらないことを保証する資料ではありません。

仕様書では職員の異動時に十分な引継ぎを行うこと、継続勤務を希望する現指定管理者の非常勤職員について、法人の雇用条件に合う場合は優先的な雇用に努めることを求めています。努力義務と個々の職員の配置決定は分けて捉え、子どもの生活に関わる変更は園からの説明を確認してください。

保育時間・給食・意見を伝える仕組み

両施設の仕様書が定める保育標準時間の基本保育は7時〜18時、時間外保育は18時〜20時です。保育短時間では8時30分〜16時30分が基本保育、7時〜8時30分と16時30分〜20時が時間外保育となります。日曜日、祝日、12月29日〜1月3日を休所日としています。

これらは運営上の基準で、各家庭が利用できる時間は認定や必要性などに応じて確認する必要があります。法人から開所時間を超える運営提案があった場合の扱いも仕様書にあります。具体的な延長保育利用や費用は、市・園の利用案内で確かめてください。

給食とおやつは自園調理が条件です。調理業務自体は委託できるものの、食物アレルギーや児童のニーズに留意した提供を求めています。毎年の自己評価、3年に1回以上の第三者評価と結果公表、保護者アンケートの実施・公表も定められています。

市、在園児の保護者、法人による三者協議会を設置し、法人が主体となって少なくとも年2回程度開催する条件です。移行初年度は年4回としています。名称や運営の説明を受けるだけでなく、保護者が意見・要望を伝える仕組みが仕様に組み込まれています。

園舎建替えは今後の計画。在園児の保育を行いながら実施

両保育所は園舎の建替えを条件に法人を募集しました。9月の貸付議案では、土地は2027年4月1日〜2057年3月31日、建物は2027年4月1日〜2032年3月31日の5年間としています。建物の期間は、運営開始後5年を目途に建替えを行うためと説明されています。

募集要項では、仮園舎の設置や建替え中の保育体制について協議が整うまで有償で貸し付け、その後の無償譲渡には議会の議決が必要としています。無償譲渡後3年以内の建替え完了を条件としますが、やむを得ない事情がある場合は市と協議する定めもあります。

建替えは在園児の保育を行いながら進める条件です。移行日の2027年4月1日に新園舎が完成するという案内ではありません。具体的な着工時期、仮園舎の場所、工事中の送迎動線などは、今回確認した議案・募集資料からは確定できません。

保護者は継続利用の連絡と今後の施設計画を確認

在園中の家庭は、年度切替時に必要な書類や連絡、名称・職員配置などの説明、建替えに関する情報を園と子ども保育課から確認してください。新規入所を考える家庭は、年度ごとの市の募集案内と利用決定の手続きに沿って検討する必要があります。

事業者向け公募ページの「終了」は、運営法人の募集が終わったという表示です。保育所の利用終了や、保護者の入所申込が終了したことを示すものではありません。移行が決まったこと、2027年4月から運営を始めること、将来建替えを進めることを、それぞれ分けて確認しましょう。

公式情報・問い合わせ先

公式情報
問い合わせ 野田市 健康子ども部 子ども保育課 管理係
所在地 千葉県野田市鶴奉7番地の1
電話 04-7199-4477

※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。

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