この記事は、地域の皆さまの暮らしや仕事に役立つ情報をお届けする地域情報記事です。
松戸市馬橋の萬満寺は、JR常磐線・流鉄流山線の馬橋駅東口から徒歩3分の寺院です。仁王門に立つ阿形・吽形の「木造金剛力士立像」が国の重要文化財に指定されており、駅から歩いて文化財に触れたい人に向く立ち寄り先です。
寺の歴史や文化財を知るうえでは、通常見学できるものと非公開のものを分けておくことが大切です。松戸市観光協会は、所蔵文化財のうち公開されているのは木造金剛力士立像と一月寺遺石で、それ以外は非公開と案内しています。
仁王門では二体の姿の違いに注目
千葉県の文化財解説によると、仁王像はカヤ材を組み合わせた寄木造の彩色像です。高さは阿形像が288センチ、吽形像が258センチ。左右に並ぶ二体は同じ形を繰り返すのではなく、腰の動きや衣の流れを反対に表し、一対になるように造られています。
阿形像は右足を前に出し、左手に金剛杵をかざす姿。吽形像は腰を引き、左右の手を突き出す姿です。顔だけでなく足の位置や腰の向きまで見ると、仁王門を守る二体の構成を読み取れます。県は室町時代の金剛力士像を代表する作品と説明し、胎内の墨書は1474年の修理銘と考えられるとしています。
観光案内には運慶作との伝承も紹介されていますが、作者が確定した作品として扱うことはできません。作者の伝承と、県が示す文化財としての解説を分けて受け止めるとよいでしょう。
鎌倉時代の大日寺から続く歴史
寺の始まりは鎌倉時代、千葉頼胤が良観房忍性を招いて開いた大日寺にあるとされます。観光協会は1256年創建とし、1254年という説もあると紹介しています。その後、1379年に千葉満胤が古天周誓を招き、萬満寺として再興。現在は臨済宗の寺院です。
阿弥陀如来坐像なども伝わりますが、所蔵していることと通常公開されていることは別です。今回は仁王門の二体と公開文化財を中心に計画し、非公開の堂内や所蔵品まで自由に見学できるとは考えないようにしてください。
参拝時間とアクセス
| 所在地 | 松戸市馬橋2547 |
|---|---|
| 観光協会掲載の時間 | 9時~16時 |
| 最寄り駅 | 馬橋駅(JR常磐線・流鉄流山線) |
| 駅から | 東口から徒歩3分 |
| 設備 | トイレ・駐車場あり |
駐車場の台数や利用条件は観光協会の案内に明記されていません。駅からの徒歩アクセスが案内されているため、電車で訪れる場合は東口を起点にできます。特別拝観の可否や団体での訪問など、通常案内を超える利用は事前に寺へ確認してください。
正月の行事と通常の見学は分けて計画
萬満寺は正月の「仁王さまの股くぐり」でも知られます。ただし、観光ページに行事名があることだけで、次の正月の日程や受付条件が決まったとはいえません。行事への参加を目的にする場合は、最新の実施案内を確認してから予定を立てましょう。
通常の参拝では、文化財のある寺を訪れることを前提に、公開されている範囲で見学してください。歴史解説を読んでから仁王門の二体を見比べると、短い駅からの移動でも目的のはっきりした文化財散策になります。
公式情報・問い合わせ先
| 公式情報 | |
|---|---|
| 問い合わせ | 萬満寺 |
| 所在地 | 松戸市馬橋2547 |
| 電話 | 047-341-3009 |
※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。
地域情報記事では、Google AdSenseによる広告を掲載しています。本文中の一部の語句やページ内のボタンには、閲覧内容に応じてGoogleが自動表示する広告・関連情報へのリンクが含まれる場合があります。