葛飾区スタジアム構想、10月17・18日に対話の場 参加申込は12日まで

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葛飾区は、東新小岩運動場の将来の活用を検討するスタジアム構想について、2026年10月17日(土)・18日(日)に「地域住民の対話の場」を開きます。会場は新小岩北地区センター1階ホール。小学生から大人まで参加でき、一般公募は各回32人、参加費は無料です。申し込みは先着順で、締切は10月12日(月)です。

今回の場は、建設決定を伝える催しではありません。構想を具体化する前に、住民が暮らしで大切にしていることを共有し、スタジアムに期待する役割や機能を検討委員会へ届けるために設けられます。

なぜスタジアム構想を検討しているのか

対象となるのは、かつて日本私立学校振興・共済事業団が所有していた総合運動場の敷地です。葛飾区はスポーツに親しむ環境を充実させるため、2024年3月に土地を取得しました。同年9月からは「東新小岩運動場」として区民の利用が始まっています。

区は既存の運動施設を活用しながら、将来のスタジアム整備も視野に入れ、スポーツ振興、地域のにぎわい、防災などを含む敷地活用を検討してきました。2026年2月には都市計画上の運動公園として計画決定され、6月にはスタジアム構想事業検討委員会が設けられています。運動公園としての位置付けが決まったことと、スタジアムの設計・工事が決まったことは区別する必要があります。

9月の委員会に示された「スタジアムのあるべき姿」は、まだ素案です。整備から運営まで長期間を要する事業であるため、地域で果たす役割や目指す方向を先に整理し、その後の判断の共通の考え方にするという位置付けになっています。

試合だけでなく、日常の利用・防災・地域との共存が論点に

素案では、「キャプテン翼」などの地域資源を活かした国内外への発信、地域企業や大学などの交流、地域課題への対応、トップレベルのスポーツに触れる機会を挙げています。同時に、公園の緑や開放性、防災拠点としての機能、周辺の住環境への配慮、公共性と安定した運営の両立も重視しています。

つまり、サッカーを観戦する人だけに関わる話ではありません。試合がない日の使い方、周辺の人の流れ、子育てや健康づくり、災害時の役割など、普段の暮らしと接点のある論点を含みます。今回の対話は、こうした論点に住民の経験や希望を取り入れる機会です。

区は既に住民説明会や基礎調査、民間事業者へのヒアリングを実施してきました。2026年2月の説明会資料では、Jリーグ基準を前提とした一般的な屋外型スタジアムの試算として、本体210億~300億円、その他広場等20億~30億円という概算が示されています。これは検討のための試算であり、確定した建設予算や契約額ではありません。施設の機能だけでなく、整備・維持管理や運営の持続性も検討事項になっています。

対話では何を話し、意見はどう使われるのか

第3回検討委員会の資料によると、当日はまず構想の検討状況や委員会での主な意見を共有し、その後、小グループで話し合います。最初に取り上げるのは、にぎわい、安全・安心、自然環境、子育て、交流など、参加者が暮らしの中で大切にしたいことです。そう考える理由や経験も共有します。

続いて、試合日以外の日常的な使われ方、併設してほしい機能、防災・健康・交流など地域で担ってほしい役割を話し合い、各グループの意見を整理して全体で共有します。委託事業者による進行役が参加者の対話を支える計画です。

出た意見や気付きを整理し、葛飾区スタジアム構想事業検討委員会での検討に活用します。参加者の投票で建設の可否を決める場としては案内されていません。専門知識の有無よりも、地域の生活者として、どのような使い方や配慮を求めるかを伝えることが中心となります。

参加できる人・開催時間・申込方法

第1回 2026年10月17日(土)14時~16時
第2回 2026年10月18日(日)10時~12時
会場 新小岩北地区センター1階ホール(葛飾区東新小岩6-21-1)
対象・一般公募枠 各回32人:小中高生16人、一般(小中高生以外)16人
参加費 無料
申込締切 10月12日(月)、先着順

委員会の実施計画では、一般公募32人に地域団体・大学生の推薦枠16人を加え、各回48人、8グループでの対話を予定しています。「32人」はウェブで募集する人数です。2回は同じ内容で、重複参加はできません。

申し込みは、葛飾区の「地域住民の対話の場」開催案内にあるオンライン申請から行います。受付は9月17日9時から開始されています。先着順のため、締切前でも希望する回・参加枠の受付状況を確認してください。会場へはJR新小岩駅北口から徒歩10分です。

10月18日午後の住民説明会は別の催し

同じ会場で10月18日14時~15時30分に開く「東新小岩運動場の敷地活用についての住民説明会」は、午前の対話とは別の催しです。こちらは2026年度の検討状況の説明と質疑応答を予定し、対象はどなたでも、申込締切は10月15日です。対話に参加したい場合と、検討状況の説明を聞きたい場合では、申し込み先と締切を取り違えないようにしましょう。

9月の素案では、2027年3月に構想を策定し、同年4月以降に公募等を含む事業化の段階へ移る想定が示されています。これは予定で、開業日や工事開始日を示したものではありません。今後の具体的な整備日程や事業方式は、区が公表する検討結果を確認する必要があります。

公式情報・問い合わせ先

公式情報
問い合わせ 葛飾区 政策企画課 企画担当係(スタジアム構想担当)
所在地 〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所6階608番窓口
電話 03-5654-6427
FAX 03-5698-1501

※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。

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