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我孫子市は、不燃ごみ・粗大ごみ・資源ごみを処理する新しいリサイクルセンターの整備運営事業を進めています。場所は中峠2264番地・2274番地で、2026年7月10日に入札公告が公表されました。供用開始は2031年3月1日の予定です。
市が2026年5月に示した資料では、設計・建設の整備費と20年間の運営費の合計は約208.6億円となっています。ただし、これは事業費を精査して再設定した段階の金額です。施設が完成した、落札者が決定した、約209億円の契約がすでに締結されたという意味ではありません。ごみ処理施設の更新について、現在の段階と今後の予定を整理します。
老朽化した資源化施設を更新する第2期の事業
市の説明によると、現在の粗大ごみ処理施設は1977年、プラスチック中間処理施設は2001年に稼働を開始しました。補修や改造を重ねて使っていますが、老朽化による故障のリスクや維持管理費の増大が課題となっています。
このため、不燃ごみ・粗大ごみ・資源ごみを処理する施設を第2期整備事業として更新します。第1期のクリーンセンターは焼却施設で、2023年3月に完成し、同年4月から稼働しています。今回のリサイクルセンターと、すでに稼働している焼却施設は区別して理解する必要があります。
新施設は、搬入したごみや資源を破砕・選別・圧縮梱包・保管する資源化施設です。入札説明書では、プラスチックやペットボトル、びん、缶などの処理系列と、資源物を保管するストックヤードを設ける計画が示されています。
新施設の規模と、処理するごみ・資源
| 処理系列 | 計画上の処理能力 | 主な処理 |
|---|---|---|
| 不燃ごみ・粗大ごみ | 7.1トン/日 | 破砕・選別・保管 |
| プラスチック | 10.1トン/日 | 選別・圧縮梱包・保管 |
| ペットボトル | 2.1トン/日 | 選別・圧縮梱包・保管 |
| びん | 4.5トン/日 | 選別・保管 |
| 缶 | 1.7トン/日 | 選別・圧縮・保管 |
これらを合計した処理能力は25.5トン/日です。市の事業費資料では、人口規模や処理系列の見直しを踏まえ、以前の計画から施設規模を見直したことが説明されています。ストックヤードでは、金属類、廃食用油、乾電池、蛍光管、小型二次電池、古紙類、古繊維類などを保管する計画です。
設計・建設と20年間の運営を一括して発注
事業はDBO方式で実施します。これは、市が資金を調達し、設計・建設・運営をまとめて民間事業者に委託する方式です。入札説明書では、事業者の選定に価格だけでなく提案内容を評価する総合評価方式の一般競争入札を採用しています。
建設業務には設計・施工だけでなく、試運転や引渡しの性能試験なども含まれます。運営業務には受入れと適正処理、維持管理、環境・防災管理、保安・清掃、住民対応などが含まれています。市は事業の実施状況を確認する立場を担います。
20年間という期間は、今回の運営業務の予定期間です。入札説明書では35年以上の施設使用を前提として設計・施工・運営を行うことも求めています。20年が経過した時点で施設を廃止する計画とは示されていません。
約208.6億円は整備費と20年分の運営費の合計
2026年5月25日の市の資料に示された、精査・削減後の事業費は次のとおりです。いずれも税込みの金額です。
| 区分 | 資料に示された金額 |
|---|---|
| 整備費 | 117億5,361万円 |
| 運営費(20年間) | 91億800万円 |
| 合計 | 208億6,161万円 |
2025年12月の公告前見積りの平均は合計約245.8億円でした。今回の再設定額はそこから約37.2億円減っています。市は土木建築費、運転作業員数や重機数などを精査し、ごみ処理に直接関係しない設備等を見直したと説明しています。
また、7月の入札説明書にある予定価格は税抜き189億6,510万円で、消費税10%を加えると上の合計額に一致します。資料を比較するときは税込み・税抜きの違いに注意してください。これらは今後の落札額や最終支出額を確定するものではなく、市の資料でも金利や物価の変動が将来の負担に影響し得ることが示されています。
今後は2027年の事業者選定・契約、2031年の供用開始を予定
| 開札 | 2027年3月23日予定 |
|---|---|
| 落札者の公表 | 2027年3月下旬予定 |
| 契約 | 2027年5月下旬までの仮契約、6月の議会議決を経て正式契約となる予定 |
| 建設期間 | 契約締結から2031年2月28日までの予定 |
| 運営期間 | 2031年3月1日〜2051年2月28日の20年間を予定 |
入札公告では建設期間を短縮する提案も認めており、その場合は正式引渡しの翌日から20年間が運営期間になります。したがって、供用開始日や工程は今後の選定・契約の内容も確認する必要があります。
新施設の整備情報だけでは、家庭のごみの分別方法、持込みの受付、手数料がいつどのように変わるかは確定できません。市民が今ごみを出す際は、現在の収集・持込みの案内に従いましょう。新施設の利用方法に関する具体的な変更は、市から公表される案内で確認してください。
公式情報・問い合わせ先
| 公式情報 | |
|---|---|
| 問い合わせ | 我孫子市 環境経済部 資源循環推進課(クリーンセンター) |
| 所在地 | 千葉県我孫子市中峠2274番地 |
| 電話 | 04-7187-0015 |
| FAX | 04-7187-2379 |
※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。
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