【我孫子市】女性向け創業講座「あびこ市女性起業ラボ」が10月15日開講|全6回・特定創業支援で家賃補助の要件にも

周辺地域の暮らし・仕事に役立つ情報

この記事は、地域の皆さまの暮らしや仕事に役立つ情報をお届けする地域情報記事です。

我孫子市でこれから起業したい女性や、起業して間もない女性を対象とした「あびこ市女性起業ラボ2026」が、2026年10月15日(木)から我孫子市商工会で開催されます。

全6回の講座で、ビジネスアイデアの整理から財務・労務、マーケティング、ビジネスモデルの構築、最終発表までを段階的に学べる内容です。

さらに、この講座は我孫子市の「特定創業支援等事業」に位置付けられています。修了すると、会社設立時の登録免許税軽減などの支援制度に加え、市内の空きテナント等で事業を始める際の「我孫子市創業支援補助金」についても、申請条件の一つを満たすことができます。

要点まとめ

項目 内容
講座名 あびこ市女性起業ラボ2026
開催日 2026年10月15日・22日・29日、11月5日・12日・26日の全6回
時間 各回9:30~12:30
会場 我孫子市商工会 第三会議室(我孫子市寿1-13-27)
対象 我孫子市内で起業予定、または起業後5年未満の女性
定員 20名
受講料 3,000円(全6日間分)※既に事業をしている方は8,000円。商工会会員・新規加入者は3,000円
主催等 我孫子市商工会・我孫子市
特定創業支援 対象事業

「あびこ市女性起業ラボ」とは

「あびこ市女性起業ラボ」は、自分の好きなことや得意なこと、これまでの経験などを活かして起業したい女性を対象とした創業講座です。

単発のセミナーではなく、約1カ月半をかけて全6回受講する構成となっており、アイデアの具体化から経営に必要な基礎知識、ビジネスモデルの構築まで段階的に学びます。

対象となるのは、我孫子市内で起業を予定している女性、または起業後5年未満の女性です。原則として全日程に出席できることが求められ、定員を超えた場合は市内で起業予定の方が優先されます。

全6回でビジネスアイデアから事業計画まで学ぶ

2026年度の講座では、起業アイデアを考えるところから、財務・労務、集客、事業モデルの構築、最終的なプレゼンテーションまで幅広く扱います。

開催日 主な内容
10月15日(木) オリエンテーション、ビジネスアイデアの発見・形成
10月22日(木) 労務管理、初心者向けの財務計画・資金調達
10月29日(木) マーケティング戦略、ブランディング、SNS活用
11月5日(木) ビジネスアイデアをビジネスモデルへ落とし込む方法
11月12日(木) ビジネスモデルの作成・検証・ブラッシュアップ
11月26日(木) ビジネスモデル発表会、講師や参加者からのフィードバック

「いつか起業したい」という段階から、実際に事業として成立させるための考え方へ進めていく構成になっているのが特徴です。

受講料は3,000円。ただし既に事業をしている方は条件に注意

受講料は全6日間で3,000円です。

ただし、既に事業をしている方は8,000円となります。既存事業者でも我孫子市商工会の会員、または申込時に新規加入する場合は3,000円となります。

定員は20名です。申込状況については、我孫子市公式ページから最新情報をご確認ください。

修了すると我孫子市の「特定創業支援等事業」の対象に

この講座の大きな特徴が、我孫子市の特定創業支援等事業に位置付けられていることです。

所定の支援を修了し、市から証明書の交付を受けることで、条件を満たす場合には会社設立時の登録免許税軽減や創業関連保証の特例、日本政策金融公庫の「新規開業・スタートアップ支援資金」における貸付利率の引き下げなどの対象となります。

例えば我孫子市内で株式会社を設立する場合、要件を満たせば登録免許税の税率が資本金の0.7%から0.35%となり、最低税額も15万円から7万5,000円へ軽減されます。合同会社では最低税額6万円が3万円となります。

ただし、これらの特例にはそれぞれ対象者や申請条件、審査があります。講座を受講・修了しただけで自動的にすべての支援が適用されるものではありません。

我孫子市創業支援補助金では空きテナント等の家賃を1年間補助

「あびこ市女性起業ラボ」の修了が特に実用的なのが、我孫子市の「創業支援補助金制度」との関係です。

この補助金は、市内の空きテナント等を賃借して事業を始める方を対象に、事業所等の賃借料の一部を1年間補助する制度です。

項目 内容
対象経費 事業所等の賃借料
補助率 2分の1
補助期間 1年間
市域東側地区 月額上限5万円・年額上限60万円
市域西側地区 月額上限4万円・年額上限48万円

なお、駐車場賃借料、敷金、礼金、保証金、管理費、共益費、消費税などは補助対象となりません。

市域東側地区には、湖北台、新木、新木野、南新木、布佐、布佐平和台など、市が指定する地域が含まれます。それ以外については市域西側地区として上限額が異なるため、物件を決める際には所在地も確認しておきたいところです。

女性起業ラボを修了しただけで補助金がもらえるわけではない

ここは特に注意が必要です。

「女性起業ラボ」は我孫子市の特定創業支援等事業であるため、修了することで創業支援補助金の条件の一つである「我孫子市の特定創業支援等事業による支援を受けていること」に対応できます。

一方、補助金の交付にはこのほかにも複数の条件があります。主なものは次の通りです。

  • 申請年度内に創業する、または申請時点で創業から5年を経過していないこと
  • 我孫子市内の空きテナント等を賃借して事業を行うこと
  • 個人事業者は実績報告までに我孫子市内に居住すること
  • 法人は実績報告までに我孫子市内を本店所在地として法人登記すること
  • 市税を滞納していないこと
  • 申請物件で2年以上継続して営業することが見込まれること
  • 我孫子市商工会に入会すること
  • 物件所有者が近親者ではないこと
  • 事業所の賃借料について他制度の補助・助成を受けていないこと

対象外となる業種なども定められています。また、市は「予算には限りがある」と案内しており、補助制度の利用を検討している場合は、物件契約や申請を進める前に企業立地推進課へ相談するのが重要です。

店舗・サロン・事務所を構えて起業したい女性には注目度の高い制度

今回の「あびこ市女性起業ラボ」は、単に起業の知識を学ぶだけではなく、その後の公的な創業支援制度につながっている点が大きな特徴です。

特に我孫子市内で店舗、サロン、教室、事務所などを借りて事業を始める予定の方にとっては、ビジネスモデルを学びながら特定創業支援等事業を修了し、その後の家賃補助制度まで視野に入れられる機会となります。

ただし、創業支援補助金には物件や事業内容、居住・登記、商工会加入などの条件があります。補助金の利用を前提に創業計画を立てる場合は、講座申込みとあわせて市の企業立地推進課にも事前相談しておくと安心です。

問い合わせ先・公式情報

募集状況や申込受付の終了、支援制度の内容などは変更される場合があります。受講申込みや補助金の利用を検討する際は、上記の我孫子市公式情報で最新の内容をご確認ください。