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流山市立博物館で、企画展「白みりん、ウィーンへ行く」が2026年10月17日(土)から12月6日(日)まで開かれます。観覧は無料で、個人の見学は事前申込不要。流山の白みりんが1873年のウィーン万国博覧会へ出品され、受賞するまでの経緯を、秋元本家の資料を中心に紹介します。
身近な調味料が、約150年前にどのように国際的な博覧会へ出ていったのか。今回の展示では、出品の際に提出された味淋解説書などを通じて、その道のりをたどれます。10月24日と11月21日には、申込不要の展示解説会も予定されています。
日程・料金・申込方法
| 会期 | 2026年10月17日(土)~12月6日(日) |
|---|---|
| 時間 | 9時30分~17時 |
| 会場 | 流山市立博物館(流山市加1丁目1225番地の6) |
| 観覧料 | 無料 |
| 申込 | 個人見学は不要。団体見学は事前に博物館へ連絡 |
| 会期中の休館 | 月曜日。ただし11月23日(月・祝)は開館し、11月24日(火)は休館 |
会期は約7週間ありますが、すべての日に見学できるわけではありません。月曜日を予定する場合は休館に注意してください。祝日の11月23日は開館し、その翌日24日が休館という入れ替わりがあります。
何が見られる? 出品候補から受賞までを資料でたどる
1873年、オーストリアのウィーンで開かれた万国博覧会に、日本政府が初めて公式に参加しました。この博覧会では、流山の白みりん醸造家である秋元本家と堀切家が賞を受けています。
今回の企画展は、受賞という結果だけを紹介するものではありません。白みりんが出品候補となった段階から受賞に至るまでを、秋元本家の資料を軸に紹介する予定です。博覧会事務局へ提出した味淋解説書も取り上げられます。海外へ品物を送り出す際に、何をどのように説明したのかという点にも目を向けられます。
展示の中心は歴史資料です。料理教室や試飲イベントとしての案内ではないため、白みりんの歴史を知りたい人、近代の博覧会と地域産業のつながりに関心がある人に向く内容です。
長く所在不明だった賞状が、秋元家へ戻るまで
市の企画展案内によると、秋元本家の賞状は長年所在が分からなくなっていましたが、2025年に東京農業大学「食と農」の博物館で発見され、同家へ戻りました。
東京農業大学も2026年1月の発表で、その賞状が秋元三左衛門の有功賞牌受賞に際して贈られたものであることを説明しています。同館では額装を整え、2025年末に期間限定で一般公開した後、本来の所有者である秋元家へ返却したとしています。
約150年前の受賞の歴史と、近年になって資料が発見・返却された出来事は、時代の異なる二つの話です。白みりんが今回新たにウィーンで受賞したという意味ではありません。古い史料が見つかったことで、地域産業の歴史を資料から確かめる機会が生まれています。
「白みりん」という名前の背景も知っておきたい
博物館の常設展示の解説では、流山で造られたみりんは従来のものより色が淡いことから「白みりん」と呼ばれたと説明されています。みりんは当初、甘い酒として飲まれており、現在のように料理へ甘味や旨味を加える調味料としての使い方だけが、その歴史のすべてではありません。
流山では、江戸川の舟運によって大消費地の江戸と結ばれたことや、周辺が米の産地であったことなどが、みりん醸造の発展を支えました。常設展示の年表にも、1873年に天晴・万上みりんが有功賞牌を受賞した記録があります。企画展を見た後に、この常設展示の解説と照らし合わせると、地域の生産と海外出品のつながりを考えやすくなります。
解説を聞きたい人は10月24日か11月21日へ
展示解説会は10月24日(土)と11月21日(土)の2日間です。両日とも10時30分と13時30分の2回で、各回30分程度。申込は不要で、直接会場へ行く形式です。
資料の背景を解説とともに知りたい人は、開始時刻に合わせて来館する予定を組めます。一方、自分のペースで展示を見たい場合は、開館日の9時30分から17時の間に訪ねられます。学校やサークルなどの団体で見学する場合は、人数や来館時刻について事前に博物館へ連絡してください。
アクセスと、展示室ごとの休館案内
博物館は流鉄流山線の流山駅から徒歩圏内です。市の施設案内の交通欄では徒歩約7分、道順の説明では約10分とされているため、歩く時間は余裕を見ておくとよいでしょう。つくばエクスプレスの流山セントラルパーク駅からは徒歩約22分です。
バスは「文化会館入口」などの停留所を利用できます。館内にはエレベーター、車いす対応の出入口、多目的トイレがあると施設案内に掲載されています。
博物館のお知らせには、10月21日(水)と11月18日(水)は館内整理日にあたるものの、企画展は見られる旨が掲載されています。常設展示もあわせて見たい場合は、企画展の休館日だけでなく館全体のお知らせも確認してから出かけてください。
公式情報・問い合わせ先
| 公式情報 | |
|---|---|
| 問い合わせ | 流山市 生涯学習部博物館(流山市立博物館) |
| 所在地 | 流山市加1丁目1225番地の6 |
| 電話 | 04-7159-3434 |
| FAX | 04-7159-9998 |
※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。
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