【柏市】沼南・沼南高柳高校は2028年4月に統合予定|フレキシブルスクールの学びと在校生への影響

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千葉県教育委員会は、柏市の県立沼南高校と県立沼南高柳高校を2028年(令和10年)4月に統合する計画を決定しています。使用する校舎は現在の沼南高柳高校。統合校には、昼間の定時制と通信制を併置する県内初の「フレキシブルスクール」を設置する予定です。

学校名が変わるだけでなく、学ぶ時間帯や学習方法の選択肢が広がる計画ですが、これから新しい課程に入学する生徒と、統合前から在籍する生徒では扱いが異なります。2027年度に両校への入学を検討している中学生は、通う校舎、入学時のカリキュラム、制服がどうなるかを確認しておきましょう。

統合は決定済み、開校は2028年4月の予定

統合は「県立高校改革推進プラン 第2次実施プログラム」に位置付けられています。同プログラムは2025年10月15日に決定され、少子化への対応と多様なニーズに応える学校づくりを目的に、複数の高校の再編や教育内容の充実を示したものです。

沼南・沼南高柳の統合校では、現在の全日制普通科を改編し、定時制普通科と通信制普通科を設置する計画です。2026年6月の県の校名募集発表でも、開校予定は2028年4月、使用校舎は沼南高柳高校と確認できます。現時点で新しい学校が開校したわけではありません。

統合対象 千葉県立沼南高等学校・千葉県立沼南高柳高等学校
統合予定日 2028年4月1日
使用校舎 現在の沼南高柳高校の校舎(柏市高柳)
設置予定の課程 定時制普通科(午前部・午後部)、通信制普通科
校名発表予定 2027年6月頃

フレキシブルスクールでは何が変わる?

県が説明するフレキシブルスクールは、定時制と通信制を一つの学校に併置し、生徒の生活スタイルや学習ニーズに合わせた学びを可能にするものです。定時制は午前部・午後部の昼間二部制とし、1日4時限の授業を基本とする教育課程を予定しています。

他の部の授業を履修する「他部履修」や、定時制と通信制の学習を組み合わせる「定通併修」を活用し、3年間での卒業も可能にする計画です。学校の統合情報では、定時制の卒業までの期間は3年または4年を選択できると紹介されています。ただし、入学すれば全員が無条件に3年で卒業できるという意味ではなく、必要な学習・単位修得を前提とした仕組みです。

通信制では、教員による対面のスクーリングに加え、オンラインのスクーリングを一部併用し、レポートを電子化する計画です。自宅等から学ぶ方法を取り入れる一方、対面の面接指導も残るため、すべての学習をオンラインだけで完結できる学校とは説明されていません。

不登校経験がある生徒や日本語を母語としない生徒など、多様なニーズに応じた教育課程の編成を目指しています。また、特別支援学校との併設を生かした「共生社会」の学びを取り入れる方針も示されています。

2027年度入学生は、統合後も全日制のまま

沼南高柳高校が公表する令和9年度入学生向けQ&Aによると、2027年4月に両校へ入学する生徒は、高校2年生になる2028年4月に統合を迎えます。学校名は統合校の校名に変わりますが、全日制で入学した生徒が途中から定時制の生徒になることはありません。卒業時は統合校の全日制課程の卒業となります。

入学時のカリキュラムは卒業まで維持する案内です。統合校に新しく設置する定時制・通信制の仕組みを、既存の全日制生徒にそのまま当てはめることはできません。受験する年度と、入学する課程を分けて考える必要があります。

校舎については、沼南高柳高校へ入学した生徒は変更なし。沼南高校へ入学した生徒は、高校2年生から沼南高柳高校の校舎に通うことになります。志望校を選ぶ際は、入学初年度の通学先だけでなく、2年目以降の経路や所要時間も確認してください。

制服・部活動・学校行事の見通し

令和9年度入学生向けQ&Aでは、2027年度に入学する生徒は、それぞれの高校で入学時に購入した制服等を3年間着用するとしています。一方、2028年度に統合校へ新しく入学する生徒の制服は、同資料では未定です。

部活動は、両校の在校生と統合校の新入生が一つのチームとして活動する予定です。学校行事も合同で実施する予定と案内されています。個々の部の活動場所・時間や行事の具体的な運営まで決まったことを示すものではありません。

統合校では新しい校則を作るため、校則が一部変更となる可能性も示されています。通学先・カリキュラム・制服の扱いと、今後調整される運営上の事項を区別して読み取ると、必要な相談事項を整理しやすくなります。

校名は2027年6月頃に発表予定

校名案の募集は2026年6月22日〜8月24日に実施されました。募集期間はすでに終了しているため、現在応募できる企画として案内するものではありません。

県は、寄せられた案を参考に統合校と県教育委員会で選考し、県議会で決定する手順を示しています。応募数の多さだけで校名が決まる方式ではありません。発表予定は2027年6月頃で、確認した資料では正式校名は未決定です。

新しい課程の募集定員、入学者選抜、授業料・教材等の費用、具体的な時間割やスクーリング日数は、今回確認した資料だけでは確定できません。2028年度の入学を検討する家庭は、統合情報と県の募集・入試資料の更新を確認し、自分の希望する学び方に合うかを相談してください。2027年度入学を検討する家庭は、まず令和9年度入学生向けQ&Aを確認することが重要です。

公式情報・問い合わせ先

公式情報
問い合わせ 千葉県教育庁 企画管理部教育政策課 高校改革推進室
所在地 千葉市中央区市場町1-1 中庁舎9階
電話 0120-23-1008(千葉県教育庁統一ダイヤル)
FAX 043-224-5499

※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。

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