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葛飾区教育委員会は2026年9月10日、台風接近時や暴風・大雨時における区立幼稚園・小学校・中学校の登下校対応を変更しました。
新しい基準では、前日に臨時休業の判断ができない場合、当日午前6時の時点で葛飾区に「レベル3以上の警報」が出ているかを基準に判断します。午前6時にレベル3以上の警報が出ている場合は臨時休業となり、「わくチャレ」も中止です。
一方、午前6時時点でレベル3以上の警報が出ていなければ、原則として通常どおり授業を行います。午前6時1分から各学校の登校時刻までにレベル3以上の警報が発表された場合も、区教育委員会の資料では通常どおり授業を実施するとしています。
9月10日の変更で「午前6時・レベル3以上」が明確な基準に
葛飾区は2026年6月にも、気象庁の防災気象情報の変更に合わせて学校対応を改訂していました。その際の資料では、午前6時時点のレベル5特別警報・レベル4危険警報、レベル3氾濫警報、暴風警報、暴風雪警報などを臨時休業の対象とし、レベル3大雨警報などは保護者判断による登校・登園または自宅待機の例として示していました。
9月10日版では基準が整理され、「午前6時に葛飾区にレベル3以上の警報が出ているか」という形に変更されています。気象庁では2026年5月29日から、従来の大雨警報を「レベル3大雨警報」とするなど、防災気象情報の名称にレベル数字を付ける新しい運用を開始しています。
そのため、少なくとも9月10日版の区資料の表記上は、午前6時にレベル3大雨警報が出ている場合も「レベル3以上」に該当し、臨時休業の判断基準に含まれる形です。
通常授業でも、危険と判断した場合は登校を見合わせられる
午前6時の基準で通常授業となった場合でも、保護者が気象状況や通学路などを見て登校が困難と判断した場合は、「遅刻」または「登校しない」という判断ができます。
- 遅刻する場合:遅刻扱いにはなりません。小学生が遅れて登校する場合は、保護者の付き添いが必要です。
- 登校しない場合:自宅でドリルパークなどを活用した自学自習や課題に取り組むことで、出席扱いになります。
遅刻または登校しない場合は、「Home & School」で学校へ必ず連絡するよう案内されています。
前日に臨時休業を決める場合もある
翌日に葛飾区でレベル3以上の警報が出る可能性が高い場合は、教育委員会事務局が前日の段階で臨時休業を判断することがあります。
決定後は「Home & School」で案内されるほか、葛飾区公式ホームページと区公式Xにも掲載されます。前日の一斉配信は午前11時30分ごろと午後5時30分ごろを予定しています。
前日に判断できない場合は当日午前6時に判断し、臨時休業または通常授業について午前6時15分ごろに「Home & School」で一斉配信する予定です。臨時休業の有無について各学校から個別の連絡は行わないとされているため、荒天が予想される朝は区からの情報を確認しておく必要があります。
下校時は校長・園長が状況を見て判断
登校後に天候が悪化した場合は、朝の一律基準とは異なります。氾濫、局地的豪雨、雷などは地域によって状況が異なるため、校長・園長が判断し、各学校・幼稚園ごとに対応します。
対応例として、次のような措置が示されています。
- 下校・降園時刻を早める
- 小学校で集団下校や方面別下校を行う
- 学校に児童・生徒を待機させる
- 児童・生徒を保護者へ引き渡す
学童保育クラブに在籍している児童については、学童保育クラブと学校が連携して対応します。具体的な下校・降園方法は、各学校・幼稚園から「Home & School」で案内されます。
荒天時の朝に確認しておきたいこと
台風や大雨が予想される日は、まず午前6時時点の葛飾区の警報レベルを確認し、「Home & School」、葛飾区公式ホームページ、区公式Xの案内を確認するのが基本です。
ただし、区全体として通常授業になっていても、自宅周辺や通学路で冠水、強風、雷などの危険がある場合は無理に登校させる必要はありません。区の新しい運用では、保護者が安全面から登校困難と判断した場合の扱いも明確にされています。
※本記事は2026年9月14日時点の葛飾区教育委員会および気象庁の公表情報をもとに作成しています。警報や学校対応は状況により変わる可能性があるため、当日は最新の公式情報をご確認ください。
参考:葛飾区「暴風等の気象警報発表時の登校時・下校時の対応について(9月10日より変更)」
葛飾区「暴風等の荒れた天気による気象警報発令時の対応について(令和8年6月改訂)」
気象庁「新たな防災気象情報について(令和8年~)」