【葛飾区】理科大に「TUSイノベーションハブ」整備へ|2028年開所予定、試作から事業化を支援

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東京理科大学は、葛飾キャンパスに大学発ディープテック・スタートアップの創出と成長を支援する「(仮称)TUSイノベーションハブ」を整備します。東京都の「ディープテック・イノベーション拠点推進事業」に採択された計画で、大学の産学連携機構は2028年の開所予定を案内しています。

研究設備だけでなく、製品の試作・性能評価・実証に向けた製造環境と、事業計画の相談や関係者との交流を行う支援機能を集約する構想です。現在利用できる施設の新規募集ではなく、これから整備する拠点の計画として発表されています。

葛飾キャンパスに研究と事業化の支援を集約

整備場所は葛飾区新宿6-3-1の東京理科大学葛飾キャンパスです。大学が持つ理工系分野の研究基盤、人材、研究設備に、産学連携・起業支援の機能を組み合わせます。

大学と東京都の発表では、事業計画を検討したり専門家に相談したりする支援スペースと、実際に製品を試作・評価する環境を同じ拠点に備える計画です。研究成果を事業に結び付けるため、技術面と事業面の両方を支える仕組みを目指しています。

試作から性能評価、実証に向けた製造まで

支援の対象として示されているのは、大学発ディープテック・スタートアップです。ディープテックは、科学的な研究や高度な技術を基盤とする領域で、東京都は研究開発から事業化・社会実装まで長い時間が必要になる点を説明しています。

この拠点では、PoCと呼ばれる技術や事業の成立可能性を確かめる実証の創出・高度化から、社会で使われる段階までを一貫して支援する計画です。設備を借りるだけでなく、試作の結果を評価し、実証や事業化へつなぐ環境を整える点が発表の特徴です。

技術領域は、先端コンポーネント、オートメーション、フィジカルAIなどが中心として挙げられています。ただし、個別企業の利用資格や審査方法、設備ごとの利用条件までは今回の発表で示されていません。

TUSIDEと連携し、資金調達・市場開拓も支援へ

大学独自のスタートアップ支援エコシステム「TUSIDE」等との連携を通じ、実証、事業化・資金調達、市場開拓、海外展開を支える方針です。学内外の研究者、スタートアップ、企業、研究活動や連携を支えるURAなどが交流するネットワーク形成も進めます。

東京理科大学は、教員・学生の研究成果やアイデアに基づく起業支援を行っており、産学連携機構のサイトで認定スタートアップや伴走支援、イベント等を紹介しています。現在の支援制度と、将来開所するハブの利用制度は、それぞれの案内で確認する必要があります。

採択と開所予定を区別して確認

東京都は2026年10月2日に採択事業を発表し、大学も10月5日に採択と整備方針を公表しました。産学連携機構のサイトにある開所予定は2028年です。採択されたことが、そのまま施設の完成や供用開始を意味するものではありません。

今回確認した公式発表には、入居・利用募集の開始日、料金、具体的な申込手順は掲載されていません。利用や共同研究を検討する企業・研究者は、今後の拠点情報を確認するとともに、現在相談できる内容について産学連携機構へ問い合わせてください。支援による資金調達や事業化の成功が保証される制度として受け取らないことも必要です。

公式情報・問い合わせ先

公式情報
問い合わせ 東京理科大学 産学連携機構
所在地 東京都新宿区神楽坂1-3(問い合わせ窓口)
電話 03-5228-7440

※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。

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