この記事は、地域の皆さまの暮らしや仕事に役立つ情報をお届けする地域情報記事です。
東京都は「UPGRADE with TOKYO」第63回ピッチイベントに登壇するスタートアップを募集しています。テーマは、障害の有無にかかわらず誰もが芸術文化活動に親しむきっかけづくり。2027年度に東京都で開催される第27回全国障害者芸術・文化祭に向けて、参加や交流を広げる製品・サービスを提案する募集です。
応募締切は2026年11月24日(火)18時の予定。審査を経て5社が登壇する予定で、優勝したスタートアップは事業の協働等に向けて優先的に交渉を進められます。応募には、テーマに合う製品・サービスを持つことや創業年数などの条件があります。
どのような課題を解決する提案を求めているか
今回、東京都福祉局が挙げている課題は、文化祭の認知度を高めるだけでなく、障害者芸術との接点が少なかった都民や、芸術文化活動に親しむ機会が少なかった障害のある方、都内の福祉施設の参加につなげることです。SNSなどによる情報発信に加え、作品や創作活動の魅力を体験・共有できる仕組みを求めています。
想定されているのは、障害のあるアーティストの作品や創作・表現を活用し、多様な人々が参加・交流するプロジェクトです。単に作品を紹介するだけでなく、文化祭への参加や応募、体験にどうつなげるかが、提案を考える際の重要な視点になります。
公式のサービス例には、交流や共同制作につながるサービス、アーティストと来訪者などが交流できるワークショップの企画・運営、AR・VR・XRを使った体験コンテンツ、オンラインで展示や創作活動を体験できる仕組み、展示会場や都内を巡るアート周遊企画が挙げられています。デジタル技術だけに限った募集ではありません。
創業年数と製品・サービスの条件
応募には業種の制限はありません。募集要項が示す主な条件は次のとおりです。
- 概ね創業後10年未満、または第二創業後10年未満であること。
- 応募テーマに合う製品・サービスがあり、最新バージョンのリリースから5年以内であること。
- 公序良俗に反する事業など、東京都の支援が適さないと判断される企業等でないこと。
- 過去に本事業で優勝していないこと。
一般社団法人、合同会社、個人事業主なども含まれます。また、第二創業には製品・サービスの新たなリリースや大きな改良も含むとされています。創業年数だけで一律に判断せず、自社の状況が条件に合うか迷う場合は運営事務局に相談してください。
募集要項の応募条件に、所在地を東京都内に限定する記載はありません。千葉県内など都外の事業者も、対象条件と東京都の課題への適合性を確認して検討できます。ただし、アイデアだけではなく、テーマに合致する製品・サービスを有することが条件です。
応募フォームとピッチ資料をそろえて提出
応募は、登壇予定者がUPGRADE with TOKYO「第63回ピッチイベント応募フォーム」に必要事項を記入し、ピッチ資料のドラフト版を添えて行います。資料は公開可能な内容とし、PDF形式・10MB以内で作成します。
資料には、製品・サービスの名称と概要、応募テーマに合う理由、東京都や区市町村との協働が課題解決につながる説明を盛り込みます。さらに、契約する場合の内容や金額別のプラン、行政との役割分担、協働や導入までの全体スケジュールも必要です。
応募者全員がドラフト版を提出し、少なくとも書類審査で使用されます。プレピッチ前と本番前には、公開可能なピッチ資料を出し直せます。自社サービスの特徴に加え、行政が導入・協働する場合の費用や作業分担まで説明できるよう準備することが必要です。
審査と登壇の日程
| 応募締切 | 2026年11月24日(火)18時(予定) |
|---|---|
| 書類審査結果 | 12月2日(水)頃(予定) |
| プレピッチ審査 | 12月9日(水)、オンラインで実施予定 |
| 本イベント | 12月18日(金)14時~16時45分(予定) |
| 会場 | TOKYO UPGRADE SQUARE(新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル25階) |
書類審査通過者は、登壇者を選ぶオンラインのプレピッチに参加します。応募時点で12月9日の予定を空けておくよう案内されています。プレピッチ、本番とも発表時間は1社5分。本番の登壇者の集合は11時~12時を予定しており、公開イベントの開始時刻より早い点にも注意が必要です。
審査では、テーマへの適合性、行政との協働による課題解決の見込み、新規性・独創性や社会への影響、財務状況と提供計画の適切性などを確認します。結果は応募者全員に通知されます。状況によってオンライン開催となる可能性があります。
協働に向けた機会と支援を確認
優勝者に用意されるのは、事業の協働等に向けた優先的な交渉の機会です。優勝だけで契約の成立や資金支援が自動的に確定するものとして事業計画を組まないよう、交渉段階との区別が必要です。
応募時には、兄弟事業のTOKYO UPGRADE SQUAREへのメンバー登録も推奨されています。提供サービスには交流スペースの利用、イベントへの参加、企業の要望に応じた専門家による行政向け提案や経営課題への助言があります。応募条件の確認や手続きの相談は、募集要項に記載された事務局へ問い合わせてください。
公式情報・問い合わせ先
| 公式情報 | |
|---|---|
| 問い合わせ | UPGRADE with TOKYO事務局(応募に関する問い合わせ)/東京都産業労働局商工部創業支援課(発表担当) |
| 電話 | 03-5320-4678(東京都産業労働局商工部創業支援課) |
※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。
地域情報記事では、Google AdSenseによる広告を掲載しています。本文中の一部の語句やページ内のボタンには、閲覧内容に応じてGoogleが自動表示する広告・関連情報へのリンクが含まれる場合があります。