【葛飾区】人材確保・定着の職場改善に最大300万円|トイレ・休憩室・暑熱対策も対象

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葛飾区では、区内事業所の人材確保・定着につながる職場環境の改善を支援する「人材確保・人材定着支援事業費助成」を実施しています。従業員用トイレやロッカー室、休憩スペース、シャワー室の整備、バリアフリー化、暑熱・寒冷対策などが対象となり、助成率は対象経費の2分の1です。

助成上限は通常250万円で、葛飾区の「ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定されている場合は最大300万円まで引き上げられます。2026年度の申請期限は2027年2月26日(金)必着です。

単なる設備更新ではなく、人材の確保や定着を目的とした職場環境改善を支援する制度です。トイレや休憩場所の改善を検討している事業者だけでなく、夏場の作業環境対策などを進めたい事業者も確認しておきたい制度です。

葛飾区「人材確保・人材定着支援事業費助成」の要点

項目 内容
対象地域 葛飾区内の事業所
助成率 対象経費の2分の1
通常の上限 250万円
ワーク・ライフ・バランス推進企業 上限300万円
主な対象 従業員用トイレ、ロッカー室、休憩スペース、シャワー室、バリアフリー化、暑熱・寒冷対策など
申請期限 2027年2月26日(金)必着
工事分の実績報告 2027年3月31日(水)まで

対象は常用従業員が1人以上いる区内事業者など

対象となるのは、葛飾区内に事業所があり、常用従業員を1人以上雇用している中小企業者や、制度上対象となる法人などです。

申請には、育児・介護休業法に対応した就業規則を整備していることや、葛飾区が実施する「葛飾区SDGs宣言」を行っていることなどの要件があります。設備工事だけを予定していても、事業者側の要件を満たしていなければ助成対象にはなりません。

トイレ・ロッカー室・休憩スペースなどの整備が対象

対象となる職場環境改善には、従業員が日常的に利用する設備の新設・改修などが含まれます。

  • 従業員用トイレ
  • ロッカー室・更衣スペース
  • 休憩スペース
  • シャワー室
  • 男女別設備など職場環境の改善
  • 手すりや段差改善などのバリアフリー化

人材採用や定着を考える際、給与や求人広告だけでなく、働く場所そのものの快適性や利用しやすさも重要になります。この制度では、そうした職場環境の改善にまとまった助成枠が設けられている点が特徴です。

スポットクーラーやファン付き作業服など暑熱対策も対象

建物の改修だけでなく、暑熱・寒冷対策に関する設備・物品も対象となります。葛飾区の案内では、スポットクーラーやストーブ、ファン付き作業服、ヒーター付き作業服、熱中症警報器などが対象例として示されています。

工場、倉庫、屋外作業を伴う事業所など、空調だけでは作業環境を整えにくい職場では、熱中症対策や寒冷対策と人材定着を結び付けて設備導入を検討できる制度です。

通常250万円、認定企業は最大300万円

助成額は対象経費の2分の1で、通常の上限は250万円です。葛飾区のワーク・ライフ・バランス推進企業として認定されている場合は、上限が300万円になります。

例えば対象経費が400万円であれば、2分の1に当たる200万円が助成額の計算上の目安となります。対象経費が600万円で、300万円の上限が適用される事業者であれば、最大300万円となります。ただし、実際の助成額は区の審査や対象経費の認定によって決まります。

申請期限は2027年2月26日必着

2026年度の申請期限は2027年2月26日(金)必着です。また、工事を伴う事業については、2027年3月31日(水)までに実績報告を行う必要があります。

制度を利用する場合は、令和8年度中に対象事業と支払いを完了する必要があります。工事内容によっては見積もり、施工日程、書類準備などに時間がかかるため、期限だけを見て年度末まで待つのではなく、余裕を持って準備する必要があります。

申請前に工事・支払いが済んでいても対象になる場合がある

補助金では「交付決定前に契約・着工すると対象外」となる制度も多くありますが、この助成について葛飾区は、申請前に工事や支払いが完了している場合でも申請可能と案内しています。

ただし、令和8年度中に実施・支払いを完了した対象事業であることや、対象経費を証明する書類など、制度上の要件を満たす必要があります。「すでに工事したから必ず対象外」とは限りませんが、既に実施した事業が対象になるかは申請前に公式案内で確認してください。

同じ目的の補助金との重複利用は不可

同一の事業・経費について、国や東京都、その他の機関などが実施する同趣旨の補助金を重複して利用することはできません。

職場改善では、設備投資、省エネ、暑熱対策、バリアフリー化など別の支援制度が利用できる場合もあります。複数制度の対象になりそうな設備を導入する場合は、どの制度を利用するか決める前に併用可否を確認しておくことが重要です。

人材採用・定着を目的に職場を改善したい事業者向け

今回の助成は、単純な建物修繕を広く補助する制度ではなく、職場環境を改善して人材の確保・定着につなげることを目的としています。

従業員用トイレや休憩スペースの不足、男女別設備の整備、暑さ・寒さへの対応など、採用時や長期就業の障壁になり得る職場環境を見直す場合には、対象経費と申請要件を確認する価値があります。通常でも上限250万円と助成規模が大きいため、大規模な改修を予定している事業者ほど早めの確認が重要です。

公式情報

葛飾区「人材確保・人材定着支援事業費助成」

※本記事は2026年9月17日時点で確認できる葛飾区公式情報をもとに作成しています。申請要件、対象経費、必要書類等は変更される場合があります。実際に申請する際は最新の公式案内をご確認ください。

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