【柏市】柏市場の再整備で事業協力者3者を選定|大和ハウス・イオンモール等の共同体、三井不動産、いちごマルシェ

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柏市は、柏市公設総合地方卸売市場(柏市場)の再整備と市場用地の活用を検討する事業協力者として、柏フードコネクト事業共同体、三井不動産株式会社、いちごマルシェ株式会社の3者を選定しました。2026年8月20日の選定委員会で審査を行い、9月3日に結果を公表しています。

今回決まったのは、事業内容の具体化に協力する相手です。市場の設計・施工を担う事業者の決定や、新たな商業施設の出店決定として発表されたものではありません。市民の買い物や周辺のまちづくりに関わる計画として、現在の段階と今後の予定を整理します。

選ばれた3者と共同体の構成

事業協力者 構成
柏フードコネクト事業共同体 代表:大和ハウス工業株式会社
構成員:イオンモール株式会社、株式会社久米設計、大和ハウスプロパティマネジメント株式会社、三菱HCキャピタル株式会社
三井不動産株式会社 単独で選定
いちごマルシェ株式会社 単独で選定

市の選考結果によると、プレゼンテーション審査と協議を踏まえ、3者とも今回の業務に適していると判断したため選定したとしています。共同体の構成企業名にイオンモールが含まれていますが、それだけで「イオンモールが開業する」と読み替えることはできません。

なぜ市場を再整備するのか

柏市場は柏市若柴にあり、敷地面積は82,519平方メートルです。市が2026年3月にまとめた基本計画では、開設から50年以上がたち、設備の老朽化や食品流通の変化への対応が課題とされています。

計画の軸は、生鮮食品を安定的に供給する市場の機能を将来にわたって維持することです。建物を更新するだけでなく、施設規模を見直し、取引や物流を効率化するとともに、市民が利用しやすい市場を目指す考え方が示されています。

市場機能と用地活用を一緒に検討

基本計画では、市場施設を集約したり土地利用を高度化したりして生まれるスペースを活用し、企業誘致につなげる方針です。誘致による市場の活性化や税収・雇用の増加を図り、市と場内事業者の負担増を抑える狙いがあります。

企業誘致施設は延べ約42,800〜46,400平方メートル、民間冷蔵庫は約19,000平方メートルを想定しています。これらは基本計画上の規模であり、建築する施設の最終決定を意味するものではありません。

計画には、物流機能と研究・産業支援機能を組み合わせた施設、配送拠点と実店舗の連携、食品加工業者の誘致など、用地活用を考えるための参考事例も掲載されています。他都市の事例に登場する施設や店舗が、そのまま柏市場にできると決まったわけではありません。

一般利用者の安全や防災機能も課題に

市場を利用する市民と業務車両の動線を分けることや、市民向け施設を入口付近に配置することも、基本計画で検討事項に挙げられています。周辺の道路安全や渋滞については、道路関係部門や市場関係者と協議しながら対策を考えるとしています。

また、市場が持つ食品や配送の機能を生かし、災害時に市内への支援物資を扱う拠点など、防災機能の強化も検討する方針です。施設配置、使いやすさ、物流、防災を合わせて具体化していく計画となっています。

今後のスケジュールは計画段階

公募ページに示された事業協力者との協定期間は、協定締結日の翌日から2027年11月30日までです。同ページの9月4日という日付は「協定締結予定日」であり、掲載情報だけから締結済みとは断定できません。

基本計画では、2026・2027年度に事業協力者との協議、要求水準書や公募資料の作成、追加の現況調査などを進め、2028年度に設計・施工・維持管理と余剰地開発を担う事業者を公募する予定です。その後、約10年をかけて整備する想定が示されています。

これは基本計画上の予定です。個別施設の完成日や開業日、店舗の出店、工事中の利用方法などが一括して確定したわけではありません。市場を利用する方や近隣の方は、市の今後の発表で、工事区分や交通への影響などが具体化されるかを確認してください。

公式情報・問い合わせ先

公式情報
問い合わせ 柏市 経済産業部公設市場
所在地 柏市若柴69-1
電話 04-7131-2620

※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。

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