この記事は、地域の皆さまの暮らしや仕事に役立つ情報をお届けする地域情報記事です。
葛飾区の「一時預かりベビーシッター利用支援事業」は、2026年10月1日利用分から、ベビーシッター1人が兄弟姉妹2人を保育する一定のケースも助成対象になりました。対象は1歳以上の兄弟姉妹で、保育士または看護師の資格を持つシッターが自宅で保育し、保護者と事業者が同意することなどが条件です。
この変更は、すべての複数児保育を無条件に認めるものではありません。0歳児を含む場合や自宅以外での特例利用は対象外で、事業者によっては特例を実施しない場合もあります。契約前に、子どもの組み合わせとシッターの資格、保育場所を確認してください。
今回変わったのは、未就学児の兄弟姉妹2人を保育する特例
保護者が不在、または一緒にいても保育をしない場合、未就学児2人には原則としてシッター2人が必要です。今回の特例では、以下の条件を満たす場合に、シッター1人による兄弟姉妹2人の保育が助成対象になります。
| 項目 | 特例の条件 |
|---|---|
| 児童 | 1歳以上の兄弟姉妹2人まで。0歳児を含む組み合わせは対象外 |
| シッターの資格 | 保育士または看護師。有資格ではない研修修了者は特例の対象外 |
| 保育場所 | 自宅に限定 |
| 同意 | 保護者と事業者の同意が必要 |
| 適用開始 | 2026年10月1日利用分から |
0歳児が特例の対象外という点は、制度全体で0歳児の利用が助成されないという意味ではありません。原則の1対1の保育や、保護者が一緒に保育する共同保育などとは条件を分けて確認します。条件に合わない保育形態では、1人分だけを助成対象にすることもできないと、区の助成対象一覧は説明しています。
制度を利用できる家庭と、使える理由
対象は葛飾区に住民登録があり、次のいずれかの児童の保護者に該当する人です。
- 0~5歳児クラスに相当する未就学児
- 区内の学童保育クラブに入会申請した後、不承認となっている小学1~3年生
- 障害のある小学1~6年生
幼稚園や保育園等を利用していても申請できます。保育の必要性の認定も必須ではありません。利用理由には、冠婚葬祭や学校行事のほか、社会参加、サークル活動、趣味の時間なども含まれるとQ&Aで案内されています。
学童保育クラブの不承認を理由に対象となる小学生が、その後学童へ入会した場合は、入会した月の前月までの利用分が対象です。対象家庭と児童の条件を満たす期間の利用かを確認しましょう。
助成上限は通常時間帯2,500円、夜間3,500円
2026年度の対象利用期間は、2026年4月1日~2027年3月31日です。24時間365日が対象で、土日・祝日・年末年始の利用も含まれます。
| 時間帯 | 児童1人・1時間あたりの上限 |
|---|---|
| 午前7時~午後10時 | 2,500円 |
| 午後10時~翌朝午前7時 | 3,500円 |
年間の助成対象時間は児童1人あたり144時間、多胎児・障害児・ひとり親家庭は1人あたり288時間です。年度途中に生まれた場合も、その年度末までに同じ上限時間を利用できます。未使用時間を翌年度へ繰り越すことはできません。
都内の別自治体で同じ事業を利用してから葛飾区へ転入した場合は、前の自治体で使った分と通算して年間上限を管理します。また、助成は上限内の対象保育料に対するもので、事業者への支払いがすべて無料になる制度ではありません。上限を超える保育料や対象外の費用は自己負担です。
交通費・入会金・家事援助は対象外
対象は、事業者へ支払う税込料金のうち、純粋な保育サービスの対価です。入会金、会費、キャンセル料、保険料、交通費、おむつ代等の実費、家事援助、ピアノ指導・英会話授業などは対象外です。クーポンや福利厚生等で負担が軽減された場合は、その額を除いた対象保育料で申請します。
送迎だけの利用は対象外ですが、児童を伴う送迎の直前・直後に保育をする場合は、保育を伴う部分が対象になり得ます。シッターが1人で迎えに向かう時間は児童を保育していないため対象外です。特例の2人保育は自宅限定なので、通常の送迎や外出時の保育条件と混同しないようにしてください。
保育と家事を同時に依頼する場合も助成対象にはなりません。同じシッターに依頼する場合は、時間帯と料金を明確に分け、家事の間は保護者等が保育する必要があります。
契約前に認定事業者と要件証明書を確認
東京都の「ベビーシッター利用支援事業(一時預かり)」認定事業者から選び、直接契約します。区役所への事前登録は不要です。契約時に、この一時預かり利用支援を使いたいことを事業者へ伝え、「ベビーシッター要件証明書」を発行できる担当者か確認してください。
Q&Aでは、利用前に要件証明書を受け取るよう案内しています。兄弟姉妹2人の特例を使うときは、対応の可否と資格・場所・同意の条件を、依頼の段階で事業者と確認しましょう。
利用後に保育料を支払い、領収書等をそろえて区へ助成を申請します。事業者への支払い時に助成分が自動的に差し引かれる方式ではありません。
申請書類は児童ごと・利用月ごとに漏れなく準備
主な必要書類は、助成金申請書、児童ごとの別紙利用内訳書、事業者の領収書、ベビーシッター要件証明書です。領収書等で児童の氏名、利用日、利用時間、保育料の支払いが確認できるようにし、不足する場合は請求書や内訳書も添えます。
該当する家庭は、学童保育クラブの不承認、障害、ひとり親家庭であることを示す資料も必要です。助成の振込先として初めて指定する口座は、口座情報の分かる資料を提出します。カード一体型の口座資料は、セキュリティコードを見えないようにして提出してください。
未就学児と小学生の分を同時に申請するときは、それぞれの区分の申請書が必要です。電子申請なら申請書の内容をフォームへ入力し、書面の申請書は不要になります。一度交付を受けた月は追加の再申請ができないため、同じ月に複数の事業者を使った場合も書類をまとめてから申請してください。
利用時間は通常時間帯・夜間時間帯をそれぞれ合算し、1回の申請ごとに分単位を切り捨てます。例えば同じ時間帯で合計10時間15分なら、助成対象時間は10時間です。
10~12月利用分は1月29日、年度最終は4月12日必着
| 利用月 | 申請期限 | 支払い予定 |
|---|---|---|
| 2026年10~12月 | 2027年1月29日(金) | 2027年3月頃 |
| 2027年1~3月 | 2027年4月12日(月)必着 | 2027年6月頃 |
年度途中の締切に間に合わなかった分は、次回分と合わせた申請も可能です。ただし、年度最終の4月12日は期限後に受け付けません。Q&Aでは、領収書の発行事情等で不足資料がある場合も、まず4月12日までに申請し、不足分を4月30日までに提出するよう求めています。書類が遅れそうなときは、期限前に区へ相談してください。
申請は持参・郵送・電子申請に対応しています。幼児教育・保育の無償化等と同じ保育料を重複して申請することはできません。利用条件や他制度との組み合わせに迷う場合は、契約前に子育て応援係へ確認しましょう。
公式情報・問い合わせ先
| 公式情報 | |
|---|---|
| 問い合わせ | 葛飾区 子育て応援課 子育て応援係 |
| 所在地 | 〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所4階401番子育て支援窓口 |
| 電話 | 03-5654-6357 |
| FAX | 03-5698-1533 |
※内容は変更される場合があります。最新情報は上記の公式情報・問い合わせ先をご確認ください。
地域情報記事では、Google AdSenseによる広告を掲載しています。本文中の一部の語句やページ内のボタンには、閲覧内容に応じてGoogleが自動表示する広告・関連情報へのリンクが含まれる場合があります。